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水産試験場の資料

全国の都道府県の組織の中に、

水産関係の部署があるかと思いますが、

その中でも、「○○水産試験場」というものがあって、

結構、興味深い資料があり、

よく拝見させてもらってます。

その中で、「高知水産試験場」の

平成19年度水試事業報告書」というページがあり、

その項目の5番目に

ブリ資源有効利用に向けた回遊履歴の解明」がありました。

この中の気になる「キーワード」は
・来遊時期の遅れ、大型魚の減少、痩せ型ブリの増加
・回遊パターンが変わって、来遊時期が遅くなった
・根付きブリが増えて、痩せ型ブリが増えた

これを見て、「なるほどcatface」と思った方もいるはずcoldsweats01

また、「遊泳水深の季節変化」というのもあり、

根付き群と回遊群の間に明瞭な違いがあるという。

・3月は根付き群と回遊群とも50m以浅を遊泳
・4、5月は両群とも50m以浅と100m付近を遊泳
・6月は根付き群が50m以浅と100m付近を遊泳、回遊群は50m以浅を遊泳
・7月は両群とも50m以浅を遊泳
・8月は根付き群が100m付近を遊泳、回遊群が100m以浅を遊泳
・9~11月も根付き群が100m付近を、回遊群が100m以浅を遊泳
・12月は根付き群が100m付近を中心に、50m付近にも遊泳
回遊群は50m以浅を遊泳
・1~2月は両群とも50m以浅を遊泳
・3月は根付き群が50m以浅を遊泳(回遊群はデータなし)

水温による解析もあって、12度以下、24度以上には

ほとんど分布しなかったことがわかりました。

・3~5月は、両群とも16~20℃付近を遊泳
・6~7月は、両群とも16~22℃付近を遊泳
・8月は、根付き群が17~22℃付近を、回遊群が14~19℃付近を遊泳
・9~11月は、両群とも20℃付近を遊泳
・12月は、根付き群が19~20℃付近を、回遊群が15~19℃付近を遊泳
・1月は、根付き群が18~19℃付近を、回遊群が14~15℃付近を遊泳
・2月は、根付き群が16~17℃付近を、回遊群が14~15℃付近を遊泳
・3月は、根付き群が16~17℃付近を遊泳(回遊群はデータなし)

これによって、考えられることは

ブリの獲れる冬から春にかけての水温が17~19℃であることが

重要であることがわかりました。

なんかパターンが見えてきませんか?

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